■修士論文が無事に受理されるということで、1日遅れで無事に最終試験を合格し、晴れて修士論文が正式に受理されたことを確認しました。
いやーここまで本当に長かった。
「(いろいろなコンテストで賞もらっているんだから)非修士論文コースで出れば?」と言われたこともあったり、
本当にテーマが決まらなくて頭抱えて、「あー今なら軽く飛べる。アイ・キャン・フライ!」とか思ったり、
「もう単位取得退学でいいよ。単位取得退学。」とか学校始まって以来の試みをしてみようと考えたり、
テーマが決まってもデータがなくて、刻の涙が見えてしまったり、
で、テーマが固まりデータも手に入ったら入ったで、
1ヶ月で論文を作成するという鬼畜っぷり。
事前に読み込んでいた文献の量も相当あった(というか最悪の場合レビュー論文にするつもりですらいた)ためできた芸当だけど、本当に2度としたくないタイトロープっぷりだ。
(学部の卒論とデジャブなのは気のせいだ)■論文作業を通して見えた課題正直、自分にとって2年間というスパンは長すぎた。
その表現は必ずしも的確ではないのだが、つまり「2年間という長い時間をかけて壮大な論文を書き上げる」という作業が苦手なのだとハッキリわかった。
根が飽きっぽいということもあってか、半年に1回、2年間で計4回ほどなんか発表してね。というほうが気が楽だ。
「修士論文」という虚像に身構えしてしまって、テーマから始まり研究対象や分析手法などさまざまなことに踏ん切りをつけられなかったことが、今回の2年間のプロジェクト設計の最大の問題点だと思う。
これが3~6ヶ月くらいであれば、もっと物事をシンプルに、そしてよりドラスティックに判断することができると思う。
(実際、研究の知見から派生したさまざまな企画は長くても6ヶ月くらいのスパンで次々に成果を修めている)
論理的思考能力とか、プロジェクト設計能力とかそういう類よりも、本質的な意味で深刻な問題だと思う。突き詰めて考えると5年、10年スパンで物事を考えると行動が尻込みしやすいという自分の性格に返ってくる。
今後、改善していかなければいけない最重要課題だ。
この課題を発見できたという意味でも、2年間という途方もない時間をかけて「クチコミ」というテーマを追い続けて研究をした意義はあったと思う。
まあ、単純に好きなテーマを追い続けられるっていうのはこの上なく幸せなことだしね。
本を読んでいるだけで、生存が許される職業なんてそう多くはない。